あなたを無駄に使っていませんか?
「時間」の流れを通して知る「価値」
日野原重明さんが
子供達に
「命」の尊さを
教えているところをテレビで拝見したことがあります。
子供達に
虫たち
動物たち
そして
周りにいる人が持っている
「命って何ですか?」
と、質問していました。
そして
日野原さんは
「命」とは
「その人が存在している時間」です。
と、おっしゃっていました。
とても
優しい表情で
説明されていたことが
とても印象に残っています。
★★
大切なことが(価値)変化する時
幼い頃は
お金の価値を知らず
「お金」、そのものより、
好奇心を満たすことの方を
優先したと思います。
少し成長すると
世の中で生きる為に
「お金」が必要と気づき
次第にお金に価値を置くようになり
そして
年を重ねていくと
生活を、「より豊か」にするため
「お金という価値」が優先し
それを沢山獲得する為に
仕事に追われるようになり
また、
結果やタスクを果たすことを
優先し、過ごしていくようになります。
ただ、そこには
「時間があるということ」
そして
「生きていられていること」
という大前提があります。
§§
経験から
私の小学校時代は
「りかちゃん人形」が流行りました。
その頃は
その人形に価値を置いている人が多かったのですが
30代になっても
「りかちゃん人形」に価値を置き続けている人は
少ないと思います。
そして、思春期になると
アイドルに興味を持ったり
自分の好きな指向に集中してきたのだと思います。
時と共に
大切な「価値」は変化してきたはずです。
その「時」だからこそ楽しめたということです。
今、持っている
あなたの「興味」や「好奇心」は
偶然ではなくて、
色々な段階を経て、
貴重な時間をかけて
生み出されたということになります。
§§
年の感覚
「○○するにはもう遅い?」
20代くらいの方とお話をすることがありますが
20代半ばで、
「もう年だから・・・」ということがあります。
「え?・・」となります(笑)
私は半世紀生きていますが
先輩からは、
「まだまだ若いね」と言われ、
「・・・あ、はい・・」となります(笑)
いくつになっても
上は上がいて、
下は下がいる。
自分中心に考えてしまうと
忘れてしまうことがあります。
§§
今しかない「時間」
あなたは日常の時間
どのように使っていますか?
1日10分をスマホに使っているとしたら、
1週間で70分
1月で約300分
1年で3650分
ということは
なんと約61時間
2,5日を丸々スマホに使ったということになります。
これが1時間だったら、
1週間で7時間(420分)
1月で約31日(1860分)
1年で21,900分
つまり365時間
つまり、
約15日を丸々スマホに使ったということになります。
3時間だったら
年45日を丸々スマホに使ったということになります。
6時間だったら、
年90日を使ったということになります。
寝ている時間を
一日24時間から6時間引くと
18時間
その時間の内の6時間を
ただ何気なく過ごしていると
10年で計算すると21900時間
912日、約2年半
使ったということになります。
★★
これは私が尊敬している人が聞いてくれた質問です。
何の数字だと思いますか?
20歳 21,900
30歳 18,250
40歳 14,600
50歳 10,950
60歳 7,300
70歳 3,650
これは80歳迄生きるとして、
生きることの出来る
残りの日数を示しています。
実際に数字にするとリアルで、
時間が貴重な有限だということに
気づくのではないでしょうか?
自分の人生を
まずは
精一杯生自分自身の為に使う
他人の人生にばかり気が向いたり
愚痴を言ったり
悲観したり
過去に囚われていたり
日々を嘆いてみたり
そんな時間を
日々に費やすのは
とてももったいないことだと
気づきます。
§§
55歳から歩き始めた人
「伊能忠敬」
伊能忠敬といえば、
ご存じの方も多いと思いますが
日本各地を歩いて測量、
17年かけ日本の地図(の形)を作り上げた人です。
17年と言っても、
決して若い頃からの17年ではありません。
55歳を過ぎてからの17年なのです。
毎日40kmを歩き、
地球1周半になるという距離を
歩いたそうです。
伊能さんは元々養子。
お婿さんの役割を
55歳まではきっちりと果たしました。
その様子を見ていた
奥様は
伊能忠敬に
「好きなこと、やりたいことをなさって下さい」
と背中を押したそうです。
自分の為に
精一杯時間を使った結果
彼の偉業は
今尚
沢山の人の役に立ち
恩恵を与えてくれています。
§§
§§
偉人・賢人から学ぶ
ミケランジェロは88歳で死ぬ6日前にピエタ像をつくっていた
マリオン・ハートは54歳で飛行機の操縦法を学び
大西洋を横断する単独無着陸飛行を
7回行い、7回目の飛行は84歳だった
グランマ・モーゼスは80歳で初の個展を開いた
櫻井 秀勲さんは82歳で「きずな出版」を立ち上げ
今年87歳でオンラインサロンを設立
§§
時間の大切さ(命)に気づく
今月のおすすめ映画
フランス映画
「100歳の少年と12通の手紙」
『病気と闘う少年が
わずか10日間で
100歳までを生きるというストーリー』
病気で余命10日の少年。
1日の終わりを10年として振り返り
神様に手紙を書き、
1日を(1分、一秒を)無駄にせず、
大切にチャレンジをする日々を過ごしていきます。
「毎日をどう大切に生きるか」を
問うてくれる映画です
忙しいからこそ
沢山のタスクがあるからこそ
やりたいことがあるからこそ
済ましておきたいことがあるからこそ
大切に過ごせるのかもしれませんね
12月クリスマス、年末年始も素敵な時間をお過ごしください
2020年も宜しくお願いします。
「人の一生」米津等史さんの言葉
20代で汗を流さなければ、
40代で涙を流す
30代で知恵を出さなければ、
50代で部下がいなくなる
40代で人脈が無ければ、
60代で仕事がなくなる
50代で友人がいなければ、
70代で孤独になる
60代で希望が無ければ、
80代で後悔する
70代で夢があれば90代で歴史に残る
米津 等史
(よねつ ひとし、1959年2月24日 )は、日本の元政治家
今月のおすすめの映画
2019年も終わる時期
新しい2020年に向け
「自分の大切さ」
「命の大切さ」
「存在の大切さ」
心に改めて
届けてみませんか?